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ピアノの鍵盤から指を離す動作について

2025.01.10

更新日:2025.01.10

ピアノの鍵盤から指を離す動作について

こんにちは。東京都小金井市の個人ピアノ教室、Una Classe di Pianoforteです。

鍵盤から指を離すこと(リリース)は、ピアノ演奏においてとても重要な要素です。

意識したことありますか?

「指をどのように鍵盤から離すか」によって、音の終わり方やフレーズ全体の印象が大きく変わります。

では、そのリリースの方法について説明します。

まず、指を鍵盤から離すときは、力を入れずに自然に持ち上げることが大切です。

手や指に余計な力が入っていると、音が不自然に切れたり、次の音への移行がスムーズにいかなくなります。

また、鍵盤から指を離す際に、指をあまり高く持ち上げないようにすることもポイントです。

指を高く上げすぎると、次の音への移行が遅れたり、演奏に不必要な力が入ることがあります。

指は鍵盤に近い位置で動かすと、効率よくスムーズな演奏が可能です。

これは、レガート奏法(音の間をなめらかに演奏すること)にも効果的となります。

また、音の出だしだけでなく、音の終わり方(リリース)も演奏の一部です。

音を切るタイミングや強さを意識しながら、音が自然に消えるように指を離しましょう。

その際、鍵盤から指を離すときに、手首や腕の動きも連動させると自然な演奏がしやすくなります。

例えば、音を柔らかく終わらせるために腕を軽く持ち上げたりすると、音が滑らかに消えます。

このように、鍵盤から指を離す動作も音楽表現の一部です。

リリースを丁寧に行うことで、演奏がより洗練されたものになります。

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