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ピアノを弾く時の手の形

2024.06.06

更新日:2024.06.06

ピアノを弾く時の手の形

こんにちは。東京都小金井市の個人ピアノ教室、Una Classe di Pianoforteです。

皆さん、ピアノを弾く上で、手や指の形についてはそこまで大切ではない…と思っていないでしょうか。ピアノは指で押しただけで簡単に音が出ますからね。
しかし、手の形はピアノを習う上で大切な基本のひとつなんです。では、その基本の手の形とはどのようなものでしょうか。

正しい手の形を作るためにはまず、肩の力を抜かなくてはなりません。
椅子に座った状態で、腕をぶらんと下げます。肩の力が抜けると手のひらは、指の付け根を頂点に山成になります。それができたら、腕を軽く前後に動かして、そのまま肘から腕を上げて鍵盤に手をそっと置きます。この状態をキープできるようにします。

肩に力が入ってしまったら、いつでもその状態に戻せるように感覚として覚えてしまいましょう。 大人が側にいるときは子どもの肩にトントンと触れるとあげると、力が抜けて肩を下げることができます。


力が抜けてきたら指の形を意識しましょう。子どもはまだ指の力が弱いので、ピアノを弾くと特に第一関節がペコペコと反ってしまいます。ですから、鍵盤を押さえるときは指の腹全体ではなく、指の腹と指先の真ん中あたりを当てるようにします。この当たるポイントを意識すると自然と指の形が良くなります。


お手玉を鍵盤と手のひらの間に入れてみるなどして手の形を意識できるようにすると良いでしょう。

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