アラ・ブレーヴェはどんな時に有効?
2025.06.08
更新日:2025.06.08

こんにちは。東京都小金井市の個人ピアノ教室、Una Classe di Pianoforteです。
アラ・ブレーヴェはどんな時に使われているのか…。
まずは、テンポ感をすっきりさせたい時に効果を発揮します。
例えば、4/4拍子で速いテンポの音楽を演奏すると、1拍ずつ数えるのが大変になりますが、
アラ・ブレーヴェ(2/2拍子)にすると、2分音符が1拍になるので、「1小節=2拍」で数えらます。
また、速いパッセージ(メロディーではない経過的に使われる音符群)でも細かい音符(16分音符など)を多用しなくて済むので、楽譜も読みやすくなります。
加えて、行進曲、フーガ、古典的な宗教音楽などでは、「1・2」という大きな拍で感じることができ、流れのあるテンポ感を表現しやすくなります。
このように、テンポが速い、流れを大きく感じたい、拍を細かく刻まず、2拍でまとめたいときに有効なんです。