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強弱の音量の配分

2025.03.08

更新日:2025.03.08

強弱の音量の配分

こんにちは。東京都小金井市の個人ピアノ教室、Una Classe di Pianoforteです。

強弱をつけて弾くことについては前回までのブログでお話してきました。

では実際に音量の配分はどのようにしたらよいのでしょうか。

それには、まず音楽の「山」と「谷」を作ることが大切になります。

一つのメロディーを一本調子で弾いたのでは面白くないですよね。

そこで、曲全体の音量をどのように組み立てていくかを考えてみます。

例えば、メロディーの頂点(クライマックス)に向かって強くしていくために、

それに向かう部分は徐々に大きく(クレッシェンド)していきます。

そして、終わりに向かう部分は徐々に小さく(デクレッシェンド)していくなどの

自然な抑揚をつけてみましょう!

また、メロディーと伴奏のバランスも重要です。

メロディー部分を常に前面に出すようにして、伴奏部分は控えめに弾くようにします。

そうすることで、メロディーを際立たせることができ、演奏が立体的になります。

さらには、フォルテ (f)をただ力任せに強くではなく、「豊かな響きを出す」

そして、ピアノ(p)を「芯のある柔らかい音」を意識するするなど、強弱記号を

ただの音量の変化ではなく、「響きの変化」ととらえるように心がけましょう!

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